啓示録21:2-3, 2節のノート3, 3節のノート1
「わたしはまた聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように整えられて、天から出て神から下って来るのを見た。そして、御座から大きな声がこう言うのを聞いた、『見よ、神の幕屋が人と共にある。神は彼らと共に幕屋を張り、彼らは神の民となり、神自ら彼らと共にいて、彼らの神となられるであろう』」。
新エルサレムは花嫁です。これは、新エルサレムが物質の都でなく、団体のパースンであることを示しています。キリストにとって、彼女は彼の満足のための花嫁です。神にとって、彼女は幕屋であり、神はその中で安息することができ、それを通してご自身を表現することができます。
神の住まいとしての新エルサレムは、神と人が永遠に住む幕屋です。モーセによって造られた幕屋は、この幕屋の予表でした(出二五・八―九、レビ二六・十一)。その予表は、人の間における神の幕屋としてのキリストにおいてまず成就され(ヨハネ一・十四)、そして最終的に、新エルサレムにおいて完全に成就されます。それは神の住まいとしてのキリストの拡大です。この幕屋は、神の贖われた民の永遠の住まいともなります。神はキリストをもってわたしたちを覆われます。ですから新エルサレムは、神とわたしたち両方が住む相互の住まいです。
<抜粋>パンと魚