Ⅰペテロ2:9-10, 9節のノート1
「しかし、あなたがたは選ばれた種族、王なる祭司の体系、聖なる国民、所有として獲得された民です。それは、あなたがたを暗やみから、驚くべき光の中へ召してくださった方の美徳を、あなたがたが告げ知らせるためです。あなたがたは、かつては民ではなかったのに、今は神の民です。あなたがたは、以前はあわれみを受けていなかったのに、今はあわれみを受けています」。
種族、祭司の体系、国民、民はすべて集合名詞であり、団体的な信者たちを言っています。種族として、信者たちは選ばれました。祭司の体系、祭司の団体として、わたしたちは王族の者、王的な者です。国民として、わたしたちは聖いです。民として、わたしたちは神の所有であり、神の宝として、神によって特に獲得され、所有されたものです(テトス二・十四)。選ばれた種族は、神の血統を意味します。「王なる祭司の体系」は、神に対するわたしたちの奉仕を意味します。聖なる国民は、神のためのわたしたちの共同体を意味します。所有として獲得された民は、神にとってわたしたちが尊いものであることを意味します。これはすべて団体的な意味があります。ですから、わたしたちは共に建造される必要があります(Ⅰペテロ二・五)。
<抜粋>パンと魚