5月15日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

マルコ1:14-15, 15節のノート2, 3

「ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤに来て、神の福音を宣べ伝え、そして言われた、『時は満ちた。神の王国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい』」。

「悔い改め」は、思いを変えることを意味します。悔い改めるとは、思いを変えることであり、それは過去に対する悔いと、将来に向かうための転機を伴っています。消極面で、神の御前に悔い改めるとは、罪や誤った行ないを悔い改めるだけでなく、この世とこの世の腐敗(この世とこの世の腐敗は、神がご自身のために造られた人々を横領し、腐敗させてしまいます)や、過去わたしたちが神を捨てて生活してきたのを、悔い改めることです。積極面で、悔い改めるとは、神が人を造られた目的を成就するために、あらゆる方法で、またあらゆる事で、神に立ち返ることです。それは「神への悔い改め」であり、「悔い改めて神に立ち返る」ことです(使徒二〇・二一、二六・二〇)。
信じるとは、わたしたちが信じる事柄の中へと信じること、またわたしたちが信じる事柄を自分の中へ受け入れることです。福音を信じるとは、おもに奴隷・救い主を信じることであり(使徒十六・三一)、彼を信じるとは、彼の中へと信じ、彼をわたしたちの中へ受け入れることです。それは、わたしたちが彼と有機的に結合されるためです。キリストにあるそのような信仰は(ガラテヤ三・二二)、わたしたちが福音の真理の言葉を聞くことを通して(ローマ十・十七、エペソ一・十三)、神によって与えられます。この信仰は、わたしたちを福音のすべての祝福へもたらします。ですから、それはわたしたちにとって尊い信仰です(Ⅱペテロ一・一)。そのような尊い信仰を得るためには、まず悔い改めなければなりません。

<抜粋>パンと魚

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