エペソ1:17, 17節のノート1, 2, 4
「どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、彼を知る全き知識を得させ、知恵と啓示の霊をあなたがたに与えて」。
主イエス・キリストは神ご自身ですが（ピリピ二・六）、受肉にあって、人となられました。彼は人として、神の創造と関係があります。ですから、創造主なる神は、彼の神です。彼の受肉は、創造主なる神を、神の被造物である人の中にもたらしました。彼は、受肉した神が中におられる人です。
「栄光」は表現された神であり、「父」という称号は再生を暗示しています。ですから、栄光の父は、彼の多くの子たちを通して表現された、再生する神です。わたしたちはすでに再生されました（Ⅰペテロ一・三）。そして、神の栄光の表現の中で、栄光化されるでしょう（ローマ八・三〇）。
「知恵」は、わたしたちの霊の中にあって、神の奥義を認識させます。「啓示」は、神の霊に属するもので、おおいを開いてわたしたちにビジョンを見せます。わたしたちはまず、知恵、すなわち理解する能力を持って、霊の事柄を知ります。次に、神の霊は霊の事柄を啓示して、わたしたちに霊的な理解を与えます。
＜抜粋＞パンと魚
