エペソ3:20-21, 20節のノート1
「どうか、わたしたちの中で活動するその力にしたがって、わたしたちが求め、また思うすべてを、はるかに超えて豊かに行なうことのできる方、神に、召会の中で、またキリスト・イエスの中で、栄光がすべての世代に至るまで、永遠にわたってありますように。アーメン」。
使徒は祈りの中で、父が彼の栄光の豊富にしたがって、聖徒たちを増強してくださるようにと祈りました(エペソ三・十六―十九)。これは、神の栄光が、聖徒たちの中に造り込まれることを暗示します。彼はエペソ人への手紙第三章二〇節から二一節の栄光の賛美の中で、「神に栄光がありますように」と言いました(二一節)。これは、聖徒たちの中へと造り込まれた神の栄光が、神に戻っていくことを示します。まず、神の栄光が、わたしたちの中に造り込まれます。次にそれは、神に栄光を帰するために彼に戻ります。イサクの財宝は、まずリベカに与えられて、彼女を美しくしました。次にその財宝はすべて、リベカと共にイサクに戻って、彼の栄光化となりました(創二四・四七、五三、六一―六七)。使徒は、神が彼の栄光にしたがって聖徒たちを増強してくださるように、「どうか」神の栄光が結局、彼らの中へと造り込まれた後、増強された聖徒たちと共に彼へと戻るように、と祈りました。これは、神が召会の中で栄光を受けられる道です。
<抜粋>パンと魚