マタイ7:24-25, 24節のノート1, 25節のノート1, 2
「こういうわけで、わたしのこれらの言を聞いて行なう者はすべて、自分の家を岩の上に建てた思慮深い人にたとえることができる。雨が降り、川が氾濫し、風が吹いて、その家を打ちつけたが、それは倒れなかった。それは、岩を土台としていたからである」。
この節の「岩」は、キリストのことではなく、彼の賢い言葉、天におられる彼の父のみこころを啓示する言葉を言っています。王国の民の生活と働きは、天の父のみこころを達成するための新しい王の言葉の上に、土台づけられていなければなりません。これは狭い門から入り、命に至る細い道を歩くことです。
「雨」は神のもので、天から降ってきます。「川」は人のもので、地から来ます。「風」はサタンのもので、空中から吹いてきます。これらすべては、王国の民の生活と働きをテストします。
倒れない岩の上に建てられた家は、金、銀、宝石からできた働きのようです。それは、試練の火に耐えることのできる働きです（Ⅰコリント三・十二―十三）。
＜抜粋＞パンと魚
