8月21日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

ピリピ3:10-11, 10節のノート2, 3

「キリストと彼の復活の力と彼の苦難の交わりとを知り、彼の死に同形化されて、何とかして、死人の中からの格別な復活に到達するためです」。

キリストの復活の力は、彼を死人の中から復活させた、彼の復活の命です(エペソ一・十九―二〇)。キリストの復活の力の実際は、その霊です(ローマ一・四)。この力を知り、経験するには、キリストの死と一つになり、その死に同形化されることが必要です。死は復活の基礎です。キリストの復活の力を経験するには、彼がそうされたように、十字架につけられた命を生きる必要があります。わたしたちが彼の死に同形化されることは、彼の復活の力が起き上がる基礎を与え、彼の神聖な命が、わたしたちの中に表現されるようにします。
「キリストの苦難の交わり」とは、キリストの苦難にあずかることです(マタイ二〇・二二―二三、コロサイ一・二四)。これは、彼の死に同形化されることによって、彼の復活の力を経験するための必要条件です(Ⅱテモテ二・十一)。パウロは、キリストご自身の卓越性だけでなく、彼の復活の命の力と苦難にあずかることをも、知り、経験することを追い求めていました。キリストには、苦難と死が先に来て、復活が続きました。わたしたちには、彼の復活の力がまず来て、彼の苦難の交わりと彼の死に同形化されることが続きます。わたしたちはまず、彼の復活の力を受けます。次に、この力によって彼の苦難にあずかり、彼の死に同形化され、十字架につけられた命を生きることができます。そのような苦難は、おもにキリストのからだを生み出し、建造するためです(コロサイ一・二四)。

<抜粋>パンと魚

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