21日間の世界的な祈りに対する励ましの言葉（ロン兄弟）
わたしは最初にこのウイルスの発展している状況に気付いたのは約三か月ほど前です。わたしと妻はマレーシアにいて、その後シンガポールにいました。そして、すぐに交わりの中で主を追い求め、わたしはますますこの疫病が発展してる状況と（今はパンデミックになりましたが）、神がこのような状況の中で必要としているある種の祈りとの関係性に気づきました。ですから、わたしはいくつかの点をこの事に関して交わりたいと思います。
この時期に必要な三つのレベルの祈り
第一レベルの祈り：実際的な必要のための祈り
わたしが言うのは、この時期に必要な祈りは、この後に継続して必要な祈りは、三つのレベルがあります。三つのレベルで祈る必要があります。一つ目は、わたしたちが直面している、実際的な物質的な環境の状況のために祈るべきです。わたしたちは保護のために祈り、国のために祈る必要があり、主が主権をもって手段を提供してこの状況を対処してくださるように祈る必要があります。人の心配に関する領域、他の人に対するわたしたちの心配、国のため、あらゆる地の人のための祈りです。このことは、ある種の祈りをもたらします。
第二レベルの祈り：主の回復のために必要な祈り
ここでレベルとわたしが言うとき、それはますます高くなっていくことを示しています。もう一つのレベルの祈りは、主の回復の中で必要とされている祈りであり、それは、すべての召会、すべての聖徒、すべての集会、すべての特別集会、すべての訓練、主の回復のあらゆる面を含んでいます。それは、人の状況を超えた祈りであり、またあらゆる必要と主の回復のあらゆる面をもって御座に触れる祈りであり、彼の供給を求め、牧養を求め、彼の導きを求め、彼の方向性、彼の導き、あらゆることに関して、これらのものを求める祈りです。これらの祈りは、積極的な祈りであり、もちろん「裁きの面」はありません。しかし、このような状況の中で、わたしたちがみな多くのキリスト得るように、この霊的な実際を学ぶように、わたしたちがみなさらに深いレベルでキリストのからだの実際に触れるように、さらに前進するように祈るべきです。ですから、この極めて重要なレベルの祈りがあり、全地のすべての主の回復にこの祈りが必要です。からだ全体が苦しんでいます。これは人間的なレベルで、人類が苦しんでるのと同じです。
第三レベルの祈り：神の統治上の行政のための祈り
しかし、わたしの心にあることは、おもに第三レベルの祈りです。わたしたちは見る必要がありますが、ミングリングされた霊の中で、御言葉に基づいて、霊的な領域の中では、物質の領域の目に見える世界の背後にあるものがあります。わたしたちは認識する必要がありますが、そこには権威たち支配者たちがいて、彼らは極めて活発です。わたしの正直な感覚は、神の敵が彼の家来たちを使って、堕落した天使や支配者たちを、各国の上で用いて、サタンは宇宙的な襲撃を起こしています。そしてその背後の敵は、パンデミックや戦争の背後にいるサタンであり、人を苦しめています。しかし、真の標的は神に関する事、すなわち彼のみこころ、定められた御旨、回復、務め、働き、兄妹姉妹と召会に向けられているのです。これはわたしたちが学ぶ機会となるべきです。聖徒たちがこれを行なうべきですが、それを行ないながら学んでください。ここには霊的な戦いが空中で繰り広げられています。
わたしたちは考慮する必要があります。これらの事柄を考慮すればするほど、ますます照らされるでしょう。二つか三つの事柄があります。一つ目は主権を持つ神が、完全にこの事に気づいているということです。今、敵が背後で地上で行なっていることを、神はすべてご存知です。ですから、わたしたちにとっては、現在起こっている事が奥義的であるかもしれませんが、神はそれを許しているのです。少なくともある理由で程度まで許しています。わたしたちは彼を追い求めて、父なる神に求める必要があります、「父よ、あなたは今このパンデミックの期間に何をしようとしているのでしょうか？」。わたしは真剣に一つの面の事を考慮しています。それはこれが神の統治上の裁きであり、彼の義の中で、地上に満ちている邪悪を裁き、不法や反逆を裁いているのです。わたしは驚いていません。アメリカでニューヨーク州とカリフォルニア州に、この疫病が集中してる理由に驚きません。数ヶ月前、わたしはこの二つの州の邪悪を裁いてくださいと祈っていました。ですから、主なる神は、天と地の神は、この事が起こるのを許されたのです。
主は彼の統治上の行政を遂行するのに、わたしたちの祈りを必要としています。先日行なわれた春の長老訓練の中のメッセージの一つは、召会が神のイスラエルであり、神のイスラエルとしての召会の機能は、神に道を提供して、神の統治が地上で遂行されるようにすることです。そうすることよって、彼のみこころがなるのです。また同時に敵は、いつも彼ができる限り、彼の邪悪な目的を達成しようとしています。ですから、主の御名の中で祈って、敵に対して制限と規制があるように、またこれが止まるように祈る必要があります。それは旧約で神が諸国民を使ってイスラエルを裁いたようにです。しかし諸国民はやりすぎたので、また諸国民は不義であったので、神は今度は諸国民を裁きました。
キリストが香として聖徒たちの祈りに加えられる
ここでわたしたちが見るのは啓示録第8章で、香壇があり、キリストがもう一人の御使いとしています。もう一人の御使いであるキリストは、彼の香を聖徒たちの祈りの中に加えています。啓示録第5章で、聖徒たちの祈りは金の香炉と呼ばれています。啓示録第8章で、何かが聖徒たちの祈りに加えられました。それは、十字架を通して、キリストの復活の命の中で、昇天の中で加えられています。キリストはこれらの祈りに香を加えていますが、実はそれは復活の命としての力強いキリストご自身です。このコンビネーションが起こり、神の御前で、御座の前でこの事が起こるとき、わたしたちの祈りにこの香が加えられた時に、直ちに反応があります。火が天から地に投げられます。これらの祈りはおもに、苦しんでいる聖徒たちの祈りに対する応答です。特に殉教した聖徒たちの祈りに対する天の応答です。彼らはこの邪悪な地上の状況に対して、神に叫び求めています。そして彼の義を持って弁明してくださるように、立証してくださるように、地上で神の統治を遂行してくださるように祈っています。ですから、わたしたちはこのような祈りが必要であり、キリストがご自身を香として加えることのできる祈り、神はこのような祈りを待ち望んでおられます。その時、地上で強い反応があるでしょう。
福音の白い馬が全地で駆け回るように祈る
もう一つの事柄は、神が彼の知恵ある主権の中でこの現在の状況を、地上での彼の行動のために用いておられるということです。わたしは二つの事柄を提案したいと思います。一つ目に、このメッセージに関しては次の五月末の特別集会で聞くことになりますが、四頭の馬が全地で駆け回っています。最後の馬は死であり、極めて活発です。わたしたちは、白い馬が全地をいまだかつてないほどに走り回るように祈る必要があります。神によって選ばれた者たちが全地の至る所で救われるように。王国の福音が人の住む全地に宣べ伝えられて、それから終わりが来ます。わたしたちは白い馬が駆け回るように祈る必要があります。全地に置いてサタンが大きな損失を被り、おもにこの四頭の馬を用いて、王国の福音を宣べ伝えを拡大させるのです。
時代の器として機能して、この時代を終わらせる
もう一つの事柄は主の心にあることです。彼が必要なのは一群れの人が地上で時代の器として機能して、この時代を終わらせ、王国をもたらすことです。わたしが信じるのは、主が主の回復のすべての聖徒たちの目を覚まし、わたしたちが彼のパースンを愛するだけでなく、彼の出現を慕うようになるということです。これは提案に過ぎませんが、わたしたちはこの時代の終わりに近づいています。主はこの地上に時代の器を得なければなりません。神の王国が来るように祈り、神のみこころが地で行なわれるように祈るこのような一群れを必要としています。これはおもに統治と関係があります。主が目に見える方法で義の太陽として戻って来る前に（これは彼の公の来臨となります）、彼は明けの明星として隠された方法で来て、目を覚ましている勝利者を携え上げます。彼が来るとき、勝利者が携え上げられるとき、彼は王の王として来るのではなく、この義なる裁き主として来るのでもなく、彼は花婿として来られて花嫁をめとるのです。ですから、わたしたちは主に祈る必要があります、「主よ、わたしたちの中であらゆる可能な方法で前進してください！ 花嫁の用意が整えられますように！」と祈る必要があります。
霊的戦いのために、昇天の地位で祈る
そして最後の事柄は、霊的な戦いと関係のある祈りです。すでにわたしはすでに述べましたが、敵は空中にいます。わたしたちは戦いの祈りをするためには認識しなければなりませんが、キリストと共に昇天の地位で祈ることを学ばなければなりません。この地位から雅歌の第4章で啓示されているように、わたしたちは敵を上から見下ろすのです。そして勝利と戦いの祈りを祈るべきです。これは昇天の地位でなされる祈りです。そしてキリストの十字架を現在の状況に適用して、恐れによって支配されることを拒絶し、パニックによって支配されること拒絶し、思い煩いによって支配されることを拒絶します。この宇宙には御座があること、そして万物の主がそこに座して天と地のいっさいの権威を持っておられ、この地上の支配者を追い出されたこと、そしてわたしたちは祈りの中で彼の勝利を宣言し、空中の邪悪な霊、地上のすべての邪悪に対する勝利を宣言する必要があります。そして主を仰いで、祈りの中でこのような経験を持ちますように。
最終的に祈りは賛美に変わる
この三つのレベルでの祈りによって神のみこころが行なわれ、王国の福音が宣べ伝えられ、聖徒たちが建て上げられ、神の義なる統治が邪悪な者を対処するように、そして祈りを通して花嫁の用意が整えられ、勝利に基づいて霊的な戦いの祈りをする時、わたしたちの祈りは賛美に変わります、「主よ、わたしたちの祈りを与えてください。そして祈りを賛美に変えてください。あなたの勝利のゆえにあなたを賛美します。あなたの主権のゆえにあなたを賛美します。あなたの義のゆえにあなたを賛美します。あなたの知恵のゆえにあなたを賛美します。あなたの信実のゆえにあなたを賛美します。わたしたちは地上であなたと一であり、あなたと共に天上に座しています。わたしたちが内側にあるもの祈り、注ぎ出すだけでなく、わたしたちの祈りにあなたの香を加えてください。今あなたを賛美し、天と地の主であるあなたを賛美します。この地上の諸王の支配者であるあなたを賛美します。明けの明星であるあなたを賛美します。義の太陽として来ようとしておられるあなたを賛美します」と賛美すべきです。
ですから、三つのレベルの祈りがあります。わたしたちは学んでいる途中ですので、どこにいようと、個人であれ、団体であれ、まずここから開始します。わたしたちはみな共に学んでいる者です。わたしもエキスパートとしてではなく、共に学ぶ者としてこの事をシェアしています。わたしたちは日ごとに学んでいます。最終的に昼も夜も祈りがささげられ、そこにキリストが香として加えられ、夜も昼も主が制限のない方法で地上で行動され、彼の統治を執行され、地を裁かれ、それから、終わりが来るでしょう。アーメン。
（ロン・カンガス兄弟の交わりより。出典：https://unceasinglypray.org/updates/）
