12月08日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

エペソ1:6, 6節のノート1, 2, 4

「それは、愛する者の中で、神がわたしたちを恵まれた彼の恵みの栄光の賛美となるためです」。

神の「恵みの栄光の賛美」は、子たる身分から出てきたものであり、その結果です(エペソ一・五)。神がわたしたちを子たる身分へとあらかじめ定められたことは、彼の恵みにある彼の表現の賛美、すなわち、彼の恵みの栄光の賛美のためです。最終的に、宇宙のあらゆる積極的な事物は、子たる身分のゆえに神を賛美し(ローマ八・十九)、こうして、六節で語られていることが成就するでしょう。
栄光は表現された神です(出四〇・三四)。「彼の恵みの栄光」とは、神の恵み(わたしたちの享受としての彼ご自身)が、彼を表現することです。わたしたちは、恵みを受けて神を享受する時、栄光の感覚を持ちます。
「愛する者」とは、神の愛する御子、神が喜ばれる方です(マタイ三・十七、十七・五)。ですから、神がわたしたちを恵まれるとは、わたしたちを神が喜ばれる対象とすることです。これは神にとって、本当に喜びです。キリストの中で、わたしたちはあらゆる祝福をもって、神に祝福されています。愛する者の中で、わたしたちは恵まれ、神の愛顧と喜びの対象とされました。わたしたちはそのような対象として、彼の恵みにあって、彼の喜びである愛する者の中で神を享受し、神はわたしたちを享受されます。彼の愛する者の中で、わたしたちもまた彼の喜びとなります。

<抜粋>パンと魚

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