10月5日 日ごとのパン

dailyfood01 日ごとのパン

ローマ5:17, 17節のノート2, 3

「もし一人の違犯によって、死が一人を通して支配したとするなら、あふれるばかりの恵みと義の賜物を受ける者たちは、なおさら一人の方、イエス・キリストを通して、命の中で支配するはずです」。

義の賜物は、裁きを消し去ります。裁きは罪から来ますが、義は恵みから来ます。義は常に恵みを伴い、また恵みの結果でもあります。主観的な義(ローマ四・二五後半)は恵みから来ます(五・十七、十九)。そして恵みは客観的な義(一―二節)から来ます。
わたしたちが受けた命は、わたしたちを少しばかりの事柄から救うだけではなく、それはわたしたちを王として座に着かせ、すべての事柄を支配させます。これは、命の中で救われることよりもはるかに高いことです。わたしたちは客観的に義を受けていますが、さらに、絶えず満ちあふれる恵みを受ける必要があります。それは、わたしたちが命の中で、主観的に支配することができるためです。この支配することの意義が、ローマ人への手紙第六章から第十六章で説明されています。そこで述べられているすべての事柄は、わたしたちの努力の成果ではなく、わたしたちが満ちあふれる恵みを受けた結果です。

<抜粋>パンと魚

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